おかげさま


3日前、対岸の山崩れ現場を早朝の草刈をしながら見ていた。茶色の土砂と白いガードレールが曲がって川に落ちている。すぐそばの民家の直撃はなかった。西君は2時間前にこの場所を自転車でカッパを着て走った「腑に落ちた!」現場と民家の真中に、民家の先祖墓がある。これを「運がよかった」と納得したらそれはちがう「ご先祖様が守ってくださっ」と納得したほうが「おかげさま」と人間らしい。周東町(岩国)に村崎修二さんを配達のあとに訪ねた。11月8日、小野田市で猿舞いと人権の講演を頼まれていたが、その日は神戸で舞台があるということだった。全国を旅芸人として歩きながらの人生で磨きあげられた不屈の精神は、お会いするたびに元気をいただく。猿2匹・猫6匹・犬1匹が賑やかだった。