疲れは布団と酒がとってくれる


夜明けの5時半までに犬の世話まですませて草刈スタートを待った。うっすら暗がりでもできそうなのでエンジン始動してはじめた。きょうの場所はイノシシがミミズをもとめて地面を掘り返している草刈がやりにくい場所と決めていた。
6時前に正志が来て採卵をはじめる姿をみた。しばらくしてネジまわしの電動ドライバーを持って走っている姿がみえたので「なにか鶏舎でハプニングがあったな」と感じていた。いつもより20分ちかくおくれて正志が採卵をおえて「全鶏舎で水が出ていません」と言う。どうするのかと聞いたら「しばらく様子をみて、なおらなければ業者に連絡します」と答えた。
対策をして様子を見るならわかるが、なにもしないままで様子を見るという発想にはうなづくわけにはゆかない。これから気温がグングンあがる。水は鶏の命にかかわる。井戸ポンプ・水タンクなど点検してわたしの結論は井戸水のゴミをろ過するフィルター詰まりが原因となった。正志にフィルターを分解させて清掃して水をとおしたら治った。
走行距離と配達件数で週の山場の木曜を、お客さまとの気持ちのよい会話で走り終え、愛犬の出迎えをうけて農園にもどり、冷えたビールで人心地つけ、焼酎で疲れを溶かしている。よく働けたのでよく眠れる。