岡山県金光町には金光教ご本部があり、全国から参拝されるご信者さんが泊まられる宿があり、お土産店がある。いわゆる門前町としての経済がそこにはある。以前、お掃除の会で伊勢神宮のおトイレを掃除する行事に参加した。フンドシで禊をして、月例祭の厳粛な神事や内宮の参拝もさせていただいた。お土産は「赤福」だった。金光町でもお土産は餡の入った「金光饅頭」。神参りをして親しい人にお土産はそうなる。赤福の不祥事は、ぺコちゃん人形や北海道の肉やチョコの問題とはちがう側面がある。門前町、つまり神様のおかげで商いができているということは、お客さまを欺いた以上に神様を欺いたという最低の問題である。「ざんげの値打ちもない」という昔の歌もあった。
農園そばの川がそそぐダムは貯水量が６０パーセント。農園の井戸も渇水の様相をていしている。川からポンプで取水をはじめた。