日別アーカイブ: 2014年1月27日

廃材獲得に思う

月曜日の配達をおわり、農園に戻る途中のパレット工場横に廃材ふた山を見つけた。見に行くとわりと新しい廃材にたくさん釘がある。もうひと山はほぼ腐った廃材。火力はまったく期待できない。

急いで農園に戻り、仕事をしていた家内を軽四ダンプに乗せて宝の山に行った。ひと山全部を荷台に積み込み、農園に向けて発車したら廃材取りの軽四トラックが着いた。間髪の差で「よいほう」の廃材を手に入れた。

半年前までは廃材置き場にはいつもあったが、パレットが木材からプラスチックに徐々にかわり、今ごろはほとんど出てこない。地域ではこの廃材を燃料にしている家庭はたくさんある(ホームセンターで薪は、ひとしめ500円以上)。

電線を巻く大型の木製ドラムを扱う業者がお客さまにあり、廃棄する電線ドラムを正志が分解してトラック一杯ほど農園に運んできている。タダで燃料確保の見通しはついている。しかし、パレット工場廃材は長年使っているので火力などわかっている。

「悪いほう」を残し「よいほう」を農園に持ち帰り考えこんだ。
スーパーマーケットでよく目にする嫌な光景。例えば、納豆や牛乳など手を奥にのばして日付の新しい商品をつかむ人。
取られまいと急いで行き、しかも二人で。そして僅差で「よいほう」を獲得した。
納豆や牛乳の客と変わらないわたしだと思った。