出版業のころつくづく思ったことは「石の墓より」「紙の墓」。
大きな墓石を積んでも、年月が経てば故人を偲べる手だてにならないが、故人が生きた足跡を紙に遺しておけば故人に会える。
私の母を知る人は家族以外では数人。わたしを育て上げることが母の人生だった。
昨夜も母の句を読み返し、生前の母の胸中に会うことができ、遺してくれた大学ノートは「紙の墓」だと思えた。
河村隆子さんから一首メールで頂戴した。日記でご披露の承諾は、句がよかったので免じていただくことにして。
■卒業後40年…クラス会で、長野県松本市安曇野に集まりました。
隆子の一首です
○梓川名もなき花の綿帽子
(あずさ川伝いに、ウォーキングしました…赤い実のなった花は、「ヘビの枕」だということでした!)
本日の若葉マーク
朝霧が
きょうの秋晴れ
太鼓判
万歩計9500歩