日別アーカイブ: 2016年7月28日

雨降らず

朝6時。気温23度。晴れ。最高気温31度。7時ごろから採卵を少し手伝い、Fさんにあとは任せ自分の仕事を始める。

東側の空にはグレーの雲がかかっており、荒滝山付近から冷たい風が吹いてくる。割と近くで雨が降っているはずである。

梅雨明け以降、降雨なく、井戸の水量が日に日に減少している。今朝は井戸の周辺へ散水する予定を数日前からたてていたが、炎天下で川から井戸までホースを張る作業も、ポンプを設置する作業も少々しんどい。

一番、気が重かったのは川まで下る道が雑草と蔓で覆われしまっているから草刈から始めなければならない。一週間前から、減っていく水量と天気予報を睨めっこ。

梅雨時期、あれだけ鬱陶しかった雨が非常に恋しい数日間。降る気配なく思い切って作業に取り掛かる。汗だくになりながら仕度をし、ポンプのエンジンをかけたのは8時前。本日6時間の井戸周辺への散水。日中はわずかな水位上昇だったが地面に含まれた川の水が井戸へ浸透し、明日の朝には、もう少し上昇してくれることを祈る。

10時前、久しぶりに作業場のラジオをつけた。今日は高校野球山口県大会の決勝戦。「宇部鴻城」対「高川学園」。宇部鴻城には気になる人が二人いる。二人とも長男の同級生。

ひとりは、8番キャッチャーの選手。試合の序盤、自慢の強肩で盗塁を阻止し、相手チームのチャンスの芽を摘んだ。思わず鳥肌がたつ。

もうひとりは、野球部の女子マネージャー。家が近所で小学生の頃から子供の幼馴染。スポーツ万能の優等生で、その上、かなりの「べっぴん」さんである。

高校進学時、彼女なら多くの選択肢があっただろうが、野球部のマネージャーになるために宇部鴻城へ入学したと聞いた。中学校卒業後、一度も姿を見たことはないが朝早くから夜遅くまで選手のサポートを一生懸命されていると思う。

試合は七回まで同点の接戦。なかなか聞きごたえがある良いゲームだったが、八回裏、高川学園の猛攻で宇部鴻城は力尽き、残念ながら甲子園への切符を手にすることは叶わなかった。

キャッチャーもマネージャーも2年生。高校生活折り返し地点である。この大会、出場機会はなかったが、控えピッチャーも長男の中学時代のクラスメイト。あと少しの間、農園から応援するのが楽しみ。

おじさんも暑さに負けず顔晴ります。今日も一日ありがとうございます。

あだちまさし