日別アーカイブ: 2016年7月6日

うき庵工房の風見鶏

朝6時。気温24度。晴れ。強い日差しの中、6時半から運動場のある鶏舎のみ採卵をしながら鶏を開放する。

暑さの影響で餌の摂取量が落ち、産卵数に少し影響が出始めた。朝の産卵数がグッと少なく鶏さんも必死である。暑い中、採卵や給餌をするFさんやIさんの苦労を思いながら7時ごろに早めの出発。

9時前、小野田駅前のUさん宅へ到着。配達の度、おばあちゃんがあたたかく応対して下さる。農園のタマゴをよくお使い物にしていただき、その都度、丁寧な説明を添えてて下さるので小野田市内に新規のお客さまが数件増えた。

一ヶ月前くらいに「わたしが、となりの風見鶏をプレゼンとするから」と言われていた。先週、先々週は大雨でタマゴを下ろすのがやっと。「雨がひどいから、また今度ねぇ」と言われ、おばあちゃんと別れていた。

今日は快晴。ジリジリ日差しが厳しい中、おばあちゃんが草引きしながら待っておられる。タマゴの支払いを早々に済ませ「となりに行きましょ。色がたくさんあるから好みのを選んで」と言われるままに急ぎ足でお隣へ。

Uさんのお隣さんは「風見鶏」で有名な「うき庵工房さん」。小野田市内を配達しているとよく目にするニワトリ型の風見鶏を製作されている。まえから気になっていたが値段を聞くのを躊躇していた。手作り感たっぷりなのに、いろいろ工夫をされ、よく回る風見鶏。きっと職人気質の方が丁寧に作られていると思い、軽い気持ちで尋ねるできなかったから。

盆踊りのお面屋さんのように色鮮やかなニワトリ形の風見鶏が並べられており「好きなの選んで」と言われ、黄色ベースのニワトリを選んだ。支払いはUさんがして下さり、うき庵工房の河村さん(77歳)のこだわりなどを聞き、Uさんが私も紹介をして下さった。私は、風見鶏を抱えてお二人の会話をじっくり聞かせて頂いた。タマゴ屋さんと風見鶏で良い関係になれそうねぇと定期注文まで。気になっていた風見鶏をプレゼントしていただいた上に。心から感謝です。

お礼を言って工房兼ご自宅を後にする時「幸運をよぶ風見鶏」の看板を目にし、日差しが強く暑い一日だったが、とても気持ちよく後の配達、農園仕事ができた。

今日も一日ありがとうございます。

あだちまさし

●「うき庵工房の風見鶏」

山陽小野田市日の出町4-4-36 ?0836-83-1505(河村さま)