猿舞座と永六輔


周防猿舞座の村崎修二さんから、民族学者・宮本常一先生没後30年記念の会に8月お誘いをいただいたが出席は叶わなかった。猿まわしの大道芸(小屋はもたない)に撤しているのは師事した宮本先生の教えと聞いていた。
4年まえ「周東パストラルホールで高石ともやを紹介する」と誘われて高石さんのマラソン人生哲学に惚れているわたしは喜んで出向いた。後日お葉書まで高石さんからいただいた。
昨夜、永六輔(78歳)「戦いの夏」の番組を録画して今朝観た。パーキンソン病と前立腺がんの身体で津波被災地に直後に行き、障がい者と老人施設を激励にまわっている。自身は言葉や歩行は困難な身体で。その原点は宮本常一先生の「永さんのラジオ電波が届く地域には行け」祇園祭の山鉾巡行のころ「宵々山コンサート」が30年まえから永さんが企画し、高石ともやさん、坂本九さんなど多彩なメンバーに猿舞座も出ていた。
村崎さんが語る宮本常一がやっとみえた。