中村天風おもしろい


天風瞑想録を読んでいるがまだ30ページ。仏や神を信じることを「それが存在するならばなぜ戦争はあるのか。キリスト教の人々が原爆を製造するのか」というところから、生命と宇宙の結び目…のような哲学的視点から展開するので、疑問があれば前のページにさかのぼり納得しながらすすむので時間がかかる。しかし新しい視点に出会い楽しい。
昨夜録画「爆問学問・ありえない偶然」を早朝みた。夢枕の人が数日後に亡くなった。心理学者は、人生で数多くみる夢と人の死がたまたま数日の確率であっただけ。人はそれを物語にしたがる。赤い糸も端的にいえばこじつけと結ばれた。で中村天風の神や仏が「なるほど」と少しふに落ちる。あの不思議な出来事が「おかげであった」さらに、ギャンブルは、負けた記憶より儲けた記憶が強い。
人は自分を中心に毎日物語を夢みているのかもわからない。読破したらなにかみえてきそうな本である。