先日、河村名古屋市長が「南京虐殺はなかった」と発言し南京市と折り合いがつかない。わたしは単純に「よく言った」と河村市長を評価していた。ところがある人から言われた。
僕も南京虐殺はなかったと思う、しかし唐突に市長が私見を述べて中国が「わかりました」とは絶対言わない。中国国内で大戦をしっかり検証した人たちも、南京虐殺に疑問を抱いている。仮にここで日本の言い分が正しいと中国がこれまでの説をかえたとしたら、南京以外の日本軍事件までもが根拠を失うかもわからない。つまり、正論を正論にするのが外交手腕であり、河村市長は政治家として失格といえる。
なるほどと頷いた。ロシア・韓国・中国との領土に対する見解のちがいの溝がうまらないのひとつの理由、目的の結果に到達する外交だとおもった。しかしそれと弱腰外交とはちがう。
母は部屋がかわり狭い３人部屋になった。とにかく眠たいようだったので、洗濯物をあずかり「また来る」と手を握ってわかれた。