日田市で午後４時からの時間雨量１００ミリを超える豪雨になったと報じられた。
まるで風呂場のような湿度のなかで月曜日をやっと終えた。
日田市には思い出がたくさんある。出張で夜明けダム近くの旅館で熱が出て宿の家族にお世話になった。おおきな水車が山あいに音を轟かせて粘土を砕く小鹿田の里。天領の歴史がのこる街並み。度重なる豪雨に、日田市地域の人たちは気持ちを折られないでほしいと祈った。
次の報道は、原発反対１７万人集会が代々木であったニュース。著名な人が「たかが電力じゃないですか！」のアピール。その「たかが」に違和感をおぼえた。その電力に支えられ経済成長をなし得た。ならば二酸化炭素の石炭や石油に戻るのか、それとも江戸時代にもどり徒歩で生き夜は油の灯りがよいのかと極論まで行き着く。原発をやめるのは誰も否定はしない。その覚悟を示してから言う「たかが」を聴きたい。
暑気ばらいはキンキンに冷えたビールじゃなかろうか。