旧道を走る


土曜日は萩からスタートする。農園から萩まで無料の立派な道路がある。萩から次の長門までも部分開通の無料高速道路がある。両方を利用すれば多少の時間短縮になる。数回便利な道路を使ったが、昔から親しまれた旧道をわたしは走る。藩校明倫小学校は当時の校門があり、耶馬溪の青の同門のように、長門に通じる道には山をくりぬいた「榎谷髄道」旧跡もある。萩と三田尻港の萩往還道は維新の志士が歴史を刻んだ道である。
宮崎県下の自治体会議録を契約に通ったころも、八代からえびの市までは高速は使わないで旧道を利用した。加久藤峠(宮崎県・熊本県境)は険しい交通の難所で、大分県との県境は宗太郎峠。宮崎県でモノづくりをしても輸送に困難を極めたことが実感できる。
萩の険しい旧道を走りながら感じることがたくさんある。