会うべき人には会える


1年ぐらい前だったろうか、日曜の午後に鶏舎で作業をしていたら金網のむこうから「その筋」のような顔つきの男がわたしを見ていた「あんた誰かね」と尋ねた。下関の獣医師だった。亀山八幡宮下の理髪店カットインパラダイスの中山さんは愛玩用に鶏を飼っておられ、毎月餌を農園まで買い求めにこられる。そのこわい顔は中山さんの友達だそうで、野菜作りに鶏糞がほしいので来られたそうである。以後わかったことは、幸嶺園の徳永園長が愛犬のシーズーを診てもらっていた。こわい男は微生物について見識がたかいと聞いていたので、鶏糞についていろいろご相談をしている。今夜も電話で餌のことや鶏糞の話題で盛りあがった。一度農園で焼酎を飲みましょうや。ということで終わった。
中山さんを紹介してくれたのはシモバンの松本社長。中山さんは、農園の若鶏を仕入れる豊北町の中山育雛場の遠縁にあたる。縁(えにし)というけれど、会わなければならない人には必ず会うということかもしれない。
明日は徳永園長と小倉で催される新年会に参加する。松村御大もこられる。