沖さん来園


7年ぐらい前、山口のイタリアレストランとホテル「ラ・フランチェスカ」の総支配人だった沖さんが福岡市内でパン屋を開業された。沖さんが夕方来てくれた。山口時代はブルーの2人乗りベンツだったけれど、いまは軽四貨物。パン屋を2軒とレストラン1軒の経営は都会の荒波でたいへんらしい。わたしはロング缶2本と普通の缶1本を飲み。沖さんはお茶を飲みながら3時間半気持ちのよい時間を過ごすことができた。
沖さんは「納得できるパンをひとりでできるお店を持ちたい」と夢を語られた。わたしも価値観が8年で変わり沖さんがいう「納得」の世界が見えはじめている。泊まらんかねと誘ったけれど「明日の朝、いつもどうりパン焼くので」と久留米ご自宅にむけて農園をあとにされた。幸せな気持ちでお見送りした。