思わぬ幸展開


伸びた髪をなんとかしたい。しかし美容師でないといけない。母の無理難題。美容師のことは山口市の美容室オーナー糸賀社長に相談した「きょう中に安心できる美容師を責任もって紹介する。施設が宇部だから、今後のこともあるから宇部で手配しよう」お昼まえに糸賀社長から該当者の連絡先を知らされた。
母が働かなくてはならないので、幼いわたしの子守りがいた(賃金の支払いは母ができるわけがない)。あさちゃんが何年もわたしを昼間育ててくれた。不思議なご縁で5年まえ、あさちゃんがみつかった。よく遊んだあさちゃんの弟二人と農園で再会した。その弟(たけちゃん)の奥さまが今回の美容師(愛ちゃん)
。糸賀さんの説明を愛ちゃん聞きながら、主人が話した(すすむ)に間違いないと確信したらしい「ぜひカットに行かせてください」
週末にわたしが愛ちゃん(糸賀社長の先輩だから名前ほど若くはない)を送迎する。
セピア色のアルバムも持参して、たけちゃんとわたしの幼少をご覧にいれよう。