母とても不機嫌


小野田市内ひとり暮らしのばあちゃん。正月にインフルエンザにかかった。医者がタミフルを処方。その夜意識が遠のいていくのがぼんやりわかった。気がついたらトイレで転倒していた。友達に電話をして別の病院に行くと肋骨骨折などで10日も入院した。そのてんまつを聞くことも「あり」だと時間をさいた。別のばあちゃんは指が不自由になったから書道を始めた「なったから」がばあちゃんの前向き人生。初段の試験は5枚書いての検定だと一生懸命。
湾岸道路が開通していたので小野だから宇部まで走った。右手に興産道路があり、国内最大70トンの石灰輸送トレーラーが爆走。カモメも飛んで快適な道路だった。松原酒店に立ち寄り焼酎を一本買った。散髪してキリリと男前のホタテマンと山本一力談義が楽しかった。
カボチャプリンを買って母に会いに行った。家に帰り、死ぬときはあんたの側でと泣く。わたしが働かずにおれたらそれはできる。家族に母を頼むとは言えない。カボチャプリンで機嫌が少しよくなり握手でわかれた。