歴史認識


午前と午後は予算委員会中継を聴きながら周南を往復した。辻元清美議員(民主党)が予算審議にもかかわらず従軍慰安婦問題をヒステリックに問題にして嫌な気分になった。
宇部市長生炭鉱水非常(海底炭鉱水没)が昭和17年2月3日午前6時に発生。日本人、朝鮮人183名が殉職された。強制連行が騒がれはじめた30年ぐらいまえから、市民団体がこの炭鉱事故での朝鮮人殉職者を強制連行された人たちと声をあげはじめた。わたしは海底から生還した秋順得さん(事故当時15歳)を福岡県宮田町まで出向いてさがし様子を尋ねた。本人は募集で来て炭鉱住宅の朝鮮人は家族が多く、子供は西岐波小学校に通学した。強制連行は終戦直前の昭和19年からはじまった。つまり17年にそれはなかった。
しかし嘘も100言えば真実味をおびるのかもしれない。最近は地元紙や県会議員のなかにも尻馬に乗っている者がいる。
昭和27年。サンフランシスコ講和条約が発効し日本が独立を回復した。その4月28日を「主権回復の日」と閣議決定の方向。領土問題も含め、隣国が主張することにも毅然と終止符をうたねばならないと感じた。