母の一句


明日から(日曜・月曜)別府に家族旅行の末娘家族が泊まる宿は鉄輪にあり、家族湯はあるが食事はないという。宿にすれば食材仕入れや板前の確保はなく、ひたすら快適な部屋を提供する。わたしは宿で風呂上がりの食事派だが、若い人には好きな外食ができるほうがよいらしい。
火曜日(20日)は定休日のよしのさん。祭日だからひと儲けできると思い、うどんの仕込みを増やしたが、定休日が周知されており当てが外れた上に、代休で水曜日を休み売上ダウン。商いは試行錯誤の連続。
今朝も3時半に目が覚めた。メール着信ランプが点滅。そのメールは、きのう最後に16個お届けしたお客さまから「玉子はどこに置かれましたか」慌てて車に走ってみたら、16個は助手席に鎮座していた。世間話しながら代金をいただき、そのまま帰った。
きょうは「永遠の0」という零戦特攻隊の本を読まれたお客さまの読後感を聞かせてもらい、わたしが読んだ「最後の特攻」も話題にのせた「作者は誰かね」と尋ねられ、わたしの頭のなかではプロフィルや「落日燃ゆ」などいくつか本のタイトルが浮かんだが名前が出ない。玄関を出て車の座席に座ったとき「城山三郎!」頭の老化は身体より進行している。
母の頭は元気になり、ひな祭りで一句「老いてこそ 昔をしのぶ 雛の日」