児玉清さんに会えた


0(ゼロ)を昨夜読み終えた。やはり特攻隊の表現が腑に落ちない。特攻は志願という名の強制。遺書は本心ではない。この2点である。末尾にたくさんの戦記書籍が参考文献として列挙されているが、歴史の検証はいつも二面性があり解答がむつかしい。最後に10ページをついやしてタイトルを「解説」として児玉清さんの書評があった。児玉さんが山本一力さんの作品をラジオで紹介されたとき「とにかく、山本さんは江戸を見てきた人です」と結ばれた言葉に背中を押されて最初の一冊を手にした。解説を読みながら児玉清さんの熱い語り口を思い出した。
はっきりした史実は。日本を占領した連合国総司令部(GHQ)は教育現場で。国史・地理・修身・武道・書道を教えることを禁止し骨抜きの日本にした。そしていまだに教科書表記がまげられている。
天宿温泉露天風呂で満開の桜を楽しみ農園に戻ったら前輪タイヤがパンク。やれやれ。