情けは人の為ならず


きのう予算委員会審議のなかで、長妻昭委員が総理に「情けは人の為ならず」の説明を求めた。わたしは、情けを人にかけるとその人の為にはならない。と理解していた(国民半数がそう理解しているらしい)正解は、人に親切にしたら、それが自分の徳になる。
きのう美祢の黄正吉さんが携帯電話を紛失された。至急連絡の必要があり、わたしの自宅を番号案内で調べて電話をされた。家内がわたしの番号を知らせて繋がった。困り果てており、わたしの登録でできる相手に伝言を伝えた。夜、紛失の電話が気になりご自宅にかけてみた。奥さまが出られた。携帯電話は発見されたと言われ「安心しました」と言って切ろうとしたら「そのためにわざわざ電話をされたのですか」とたいそう喜ばれた。わたしも紛失したことがあり、そのとき途方にくれたことを言った。今朝、本人から「心配してもらい嬉しかった」と連絡があった。
一本の電話で喜んでいただき、わたしのほうこそ嬉しかった。
情けは人の為ならず。