わたしと神戸の絆


神戸市兵庫区の金光教岬教会はあの震災で全壊した。校区の浜山小学校避難所でのボランティア活動にご縁をつないでくださったのは福原教会長だった。まだ仮設の教会で春の大祭が20日に仕えられお供えを送らせていただいた。一段落して先生から「お下がり(お供えもの)」が宅配で農園に届いた。
この度の大祭はご信者さんで小学校で障がい児教育に携わり「この子たちを何とかしたい」と途中退職して「芦屋なかよし福祉社会」をたちあげられた川崎さんという女性が講師で、その後は利用者の人形劇が演じられたと顛末が添えられて「山本哲男写真集・なかよしクラブハウスの10年」というモノクロ作品も同封されていた。神様のむつかしい話より、その神様の働きを具体的に実践している方の生き方にふれて感動し電話をした「型やぶりの大祭で、いろいろ批判的な意見は内部であった。けれど押し通した。終わったとき、反対したみんなの目に涙があった」と。