建て前と本音が一致できない


天変地異から逃げることはできないけれど、そのあと救わなければならない命にどう対処できるかがミャンマーや中国での災害で問われている。
国内では弁当店が戦いの火ぶたを切った感じがする。農園から20分ほどの道路沿いにホームセンターが進出した。そのことで地元のお店は甚大な影響があったと思う。しばらくして進出した店の真向かいにホームセンターが建った。商売は自由競争とはいっても仁義なき戦いである。一年で一方の店が閉店した。商売相手が倒産すればよいという旗印の商い合戦は、そこで働く人の心までも荒ませてしまう。
他人を押しのけてまでも自分だけの幸せを追い求めることが「勝ち組み」と評価される時代。国外からの手弁当での災害援助を拒む国も納得はできない。地球規模の環境問題も総論賛成・各論反対で建て前と本音が一致しない人類が改まらない限りは歯止めは効かない。