パック残り一梱包

朝6時。気温14度。雨。最高気温17度。長袖シャツの上にベスト。

早朝からFさんが採卵を進めてくれ大変助かる。8時前には7割程度の仕事を終えた。

久しぶりに雨の影響を受ける一日になりそうなので、私にもプランはあったが、彼に仕事の段取りをしてもらい任せた。

9時すぎにIさん出勤。いつもなら挨拶を済ませると餌入れに取り掛かるが、私の方を見て指示を待つ。

今日ぐらいの雨、夏場だと私を頼ることなく餌入れをはじめただろうが、気温も低くなり冷たい雨の作業は辛い。

人差し指を顔の前へ横に出し指をおる「10」。あとスタンプを押すゼスチャー。

「10個入りパックのスタンプをお願いします」と伝え、仕事に取りかかってもらう。

コンテナ倉庫から梱包されたパックを肩に担いで作業場に入ってきた彼女が、コンテナを指さし、

今度は顔の前に人差し指を横にまっすぐ伸ばし「1」。

「コンテナ倉庫の10個入りパックが残り1梱包です」

報告ありがとうと伝え、発注を忘れないようメモ用紙に「10月24日発注必ず」と書く。

パックは発注して届くまで中2日かかる。

一ヶ月分まとめて注文し、月初めに到着するが、今月は予定より早く減った。月曜日に注文を忘れると木曜日に産卵したタマゴを包装することができなかった。

いつからか憶えてないし、そうするよう教えたこともないが、彼女がタマゴパックを運送会社から受け取り、在庫量を教えてくれるようになった。

農園の仕事を支えてくれて、ありがとう。

あだちまさし。