たくさんお世話になり今の私


8時ごろアサちゃんから電話があった「進ちゃん、きのうは嬉しかったよ・・・」来月、わたしがアサちゃんのご自宅に行く約束をして電話はおわった。
母が農園において帰った昔のアルバムを何度もみている。人がサツマイモを食べて捨てる芋の皮を食べているところを母に見つかり、意識が消えるほど顔や頭たたかれたことがある。それだけ貧乏生活だったと思うけれど、写真のわたしはハンチング帽かぶり、上下お揃いの服を着ているのである。
アサちゃんが母に話していた「旦那さんが来て、もう帰ってもええ」と進ちゃんをつれて服を買いに連れていった。母が小声で「そう!破れた服を着せていたら叱られた」アサちゃん家族には家族同様に育てていただきわたしは幸せに育っていたことがよくわかった。
親孝行がなかなかできないけれど、昨夜は母も喜んでくれてわたしも肩が少し軽くなった。