たくさんの営みにつつまれて


先日の草刈は、雑草の穂が種にならないようにと刈った。その刈り取って短くなった茎が種を残そうと小さい穂をつけている。農園のシンボル的なモミジの古木は春に赤い種をつけ、落下傘が落ちるように周囲に種を落とし、すぐに発芽して小さい苗木になっていたからたくさんの数を移植した。その古木が枯れはじめている。植えたとき業者が樹齢は200年と言っていたから寿命なのかもしれないけれど、最後の力で子孫をのこした。自然の営みは力強いと思う。長府の毛利邸で桜が咲いたとニュースで知ったけれど、農園のクリは実を落としたあと、二度目の花をつけている木が一本ある。夜になるとおおきなガマカエルが真民先生の石碑のそばに出てくる。たくさんの営みにかこまれて、金曜のわが営みも無事に終わった。
李陽雨先輩がどうしているのかと気になり電話したら群馬県におられた。これから東北まで各地で歌い。それから九州に向かうそうである。元気な声で安心した。