どんぐり母と別れの日


日置農業高校のM先生お宅(三隅町)に届ける土曜。11時すぎに着いて小野田市こぐま保育園へ行く地図を書いた。保育園では先月羊が子ども2頭を安産した。オスは園児が「どんぐり」と命名してテレビや地元新聞でも紹介された。
オスは成長したら気性が荒いので園児に事故があったら困るので「足立さん飼ってください」と懇願されていた。しかし、鶏と犬に草刈と晩酌に忙しいわたしに羊を飼う余裕はなくM先生に相談した「もらいましょう!」と即決。草刈に羊は最高だと言われる。
きょうの夕方、どんぐりは園のみなさんと涙のわかれをして長門に向かったと思う。
現在、岩国市教育長の磯野恭子さんが民放放送局の役員時代に「海鳴りのうた」と題した長生炭坑水没事故(昭和17年・宇部市西岐波)。生存者の証言を国内と韓国に訪ねて60分の番組にされた。そのときわたしもお手伝いした。放映後に磯野さんが日置農業高校に講師で招かれたときわたしは小郡から運転手になり学校に行った。その後、講演内容を活字にして高校におくり喜んでいただいた。
M先生はタマゴをはじめて届けたとき「あんた知っちょる!」とわたしに言われた。そんなご縁で「どんぐり」は長門に行く。ちなみに父親は田布施農業高校におる。