ヘビとツバメとミミズ


軒下のツバメ5羽がだいぶおおきくなっている。この場所で巣立ったツバメはいない。かならずヘビが梁をつたって来る。今朝、無残に落ちた泥の巣があった。昨夜のうちにやられた。
飛び立てなかった命を残念に思うけれど、不思議とヘビを憎む気持ちにはならなかった。トビ・カラスにキジから襲われて食べられるヘビを何度も目にしている。自然は強いものが弱いものを食べる食物連鎖で成り立っている。その頂点は人間である。
今朝の草刈(小雨のなか)でミミズの動きがはやいことに驚いた。夜は地表に出ているのか草のしたにたくさんいる。草刈機に追われて逃げるときのスピードは地面を泳ぐようになめらかではやかった。
夕方、ぎじろくセンター白井社長と社内報担当者の草野さんが農園を訪れてくださった。創業30年の特集を編集するなかで、創業当初のことを知りたいという目的だった。わたしにすれば懐かしい時代にタイムスリップした。