草刈りはベテランになり


まだ薄暗い5時すぎ「よし」と気合をいれて橋から農園まで、川土手斜面の草刈をはじめた。ここは1回90分で3回、つまり3日はかかるとりかかったら続けておえないと見た目も気分も満足できない。だからはじめるときには気合がはいる。足場の悪い斜面を動きながら汗をポタポタおとしながらやった。今回は2日で終えることができるかもわからない。
岡本さんが「読みませんか」と知覧特攻基地から出撃した若者の遺書や辞世の句がまとめられたご本を貸してくださった。
特攻作戦発案者の大西海軍中将は終戦の翌日に割腹自決を遂げている。その遺書「特攻隊の英霊にもうす、善く戦ひたり深謝す、最後の勝利を信じつつ肉弾として散華せり、然れども其の信念は遂に達成し得ざるに至れり・・・」駆けつけた軍医に「生きるようにはしてくれるな」と頼み、7時間あまりも苦しんでから逝った(昭和の遺書53通・文藝春秋)お借りしたご本はよく読ませていただこう。
たくさん散った命にいまの日本があることはまちがいない。