可愛そうなゾウで泣いた


きのう(22日)ラジオの再放送で「かわいそうなゾウ」朗読は秋山ちえこさんがあった。
東京空襲で動物園の動物は薬殺されたけれど、ゾウは利口で毒は食べず餓死となった。20数日後、芸をしたら餌をもらえると訓練されたゾウは、前足を網にかけて鼻をうえにあげて餓死した。そのストーリーを知っていたので最初のとき聴くまいとラジオを切った。けれども再放送のダメ押しで聴くことにした。6分30秒の朗読。涙がとまらなかった。
信仰をし、学問をしその生きかたでは動物とはかけはなれた崇高な生きかたをしているような人間が、ひとたび戦争になれば動物でもやらないような殺戮を大規模にやる。人間ほど危ない生きモノはない。
夕方は家内と天宿温泉行き一日のつかれを洗い流し、冷たい缶ビールを休憩場で飲んでひとときの日曜を味わった。