日別アーカイブ: 2017年2月8日

立春朝搾り

朝6時。気温0度。くもりの晴れ。最高気温7度。

夜明け前、採卵を少し前倒しにして配達に出かける。Fさんの出勤が少し遅く、少々気持ちが重たい荷積み作業。

昨年から父が、井上酒店さまが力を入れて販売される縁起酒「五橋立春絞り」のお手伝いをはじめ、今年は私も微力ながら協力させていただいた。

井上店主が究極のしぼりたてを岩国から運んで下さり、わが農園も緊張しながら毎年好評の絞りたての日本酒をお届けする。

タマゴと貴重な日本酒を満載した車は「ワレモノ注意」の塊で、いつもより慎重な運転を心がけ「グルッ」と、小野田市内を一周する。

「民族の酒・日本酒の伝統を守り、良質で旨い酒を愛飲家にお届けしよう」

そんな思いから発足された「日本名門酒会」で「良酒」を届ける労力を惜しまない井上店主には心通じるところがある。

立春の早朝、蔵元に地域の酒屋が集い、神事をした後、ラベル張りをボランティアで手伝って店頭に並ぶ「縁起酒」

夕方、直売所に2月5日に4本受け取られたお客さまから

「驚くほど美味しくて、チビチビ飲んでます。こんなことならプレゼントするんじゃなかった」と悦びの声。

冷で「グッ」飲むのが美味しいらしい。

井上店主から販売協力のお礼で一本プレゼント頂いていた「縁起酒」を、配達完了の安堵とともに冷蔵庫に入れた。

飲みたくて堪らないが、できるだけ「縁起」をかつげる日に潤おしたい。

今日も一日ありがとうございました。

あだちまさし。