日別アーカイブ: 2015年3月27日

西山夫婦に長女誕生

すべてゆっくり金曜日。犬と川土手を歩いていたら斜面に大きな穴が数ヶ所あいている。小さい穴はたくさん。昨夜、イノシンが掘り返したものと思う。土手の基礎は岩が並べてそれをわずかな土で固めている。わたしが扱う小型ユンボでは掘りにくい硬い場所。
ミミズを求めてかもわからないが、岩をおこして、斜面だから川原に岩は崩れ落ちている。岩には牙があたった跡まで確認できた。これほど力の強い動物が夜は徘徊している。
阿知須の商業施設(日があたらない場所がある)を約40分歩いてから母に会いに行った。介護病棟は、治療をして社会復帰をめざすところではない。さまざまな事情で、自宅では介護ができない人が入院(入所)している。高齢者とあまり交わらない人から様子を見れば、ただ生きているだけ。はっきり言えば厄介者と見えるかもわからない。母がここに来るまでは、少なからずわたしにも、ここは最後に行きつく希望のない場所と思っていた。
その考えの誤りは、元気に日常を生きているわたしと比較をするからだとわかった。
母も、入院しているみなさん、それぞれの毎日があり、家族との面会や三度の食事が嬉しい。
エレベーターから車椅子を押されて出てきたおばあさんが、少し笑みを浮かべてわたしの手に触れた。限られたなかで輝いておられる実感がした。
朝風呂は「上の湯温泉」ひとりで温泉を楽しめた。湯上がりに出来立て豆腐を一丁。おから一袋をいただいた。
お昼は、まだぬくもりが残る豆腐でロング缶。わたしの幸せなひととき。昼寝のあとはトイレ掃除。
小野田市の西山君奥さまから出産報告メールが写真添付で届いた。「3月25日。帝王切開で2472gの長女誕生。名前は京花(きょうか)です」
2年前に誕生のご長男はまだ自宅にもどれない障害がある。3月の出産をわたし夫婦も案じていたから安心した。落ち着いたら家族で農園に来てくれるだろう。京花ちゃんの顔が父親そっくり。
明日は牧さんが泊まりに来てくれる。