日別アーカイブ: 2015年6月24日

牧さんが来た!

母の日記を毎朝、1日分読んでいる。
きのう読んだくだりは、母が退職金と貯金の全額を費やして手に入れた小さなわが家。その恩恵によくしながら事業をひろげたわたし。バブル絶頂期。
母の日記を読むと、この家を売り払い、広い自宅をつくろう。そうわたしが切り出した。わたしが三回目の「売ろう」と促したとき、母は、しかたがないとうなずいた記述があった。本意ではないにしろ母の気持ちを斟酌できていなかった。
きのう午後のラジオで、以前宝塚雪組のトップスター 杜けあきさんが言った。
もっとお尻が小さいほうがよい(男役)アゴが小さくならないか。身長が低いなどマイナスに思い込んでいたとき。そうか!変わらないことに悩んでも何も変わらないから悩まないようにしよう。
それは名言だった。一晩それを考えて、水曜日は朝参り、そのあとは今村さんのお宅で話し込むのが楽しみ。
変えられないもの。わたしは母との過去を変えたいものがあると日記を引用して話を切り出した。
今村さんも専修大学野球監督時代の悔いがあることを話された。選手を鍛えるつもりで殴ったこと。
朝から練習をして夕方、キャッチャー候補を10名連れて特訓。今村監督がひとり10本青空に高々とノックを打ち上げる。受ける捕手に「落としたらケツ(尻)バット」と怒鳴る。捕手は受ける神経集中よりケツバットの恐怖が集中の邪魔をする。
試合で相手チームの監督がエラーした選手を殴る。自分のチームを集め「あの選手(殴られた)は同じエラーをする」と告げた。そのとおりになった。殴られる恐怖がエラーになる。
選手を育てることを間違っていた時代があった。
夕方、風呂上がりにビールを飲みながらの日記。牧さんから電話が着信「今どこか」と聞いたら「大阪です」と返事「牧さん来たら飲みたい酒がある」など話していたら階下の犬が吠えるから「お客さんだから切る」切って窓から下を見たら牧君と仲間の佐伯さん。持参のスコッチウイスキー「ロイヤル・サルート」をありがたくいただける。